
第55回BCS賞
    第24回日本建築美術工芸協会 特別賞
| 竣工年 | 2013年 | 
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区 | 
| 設計 | 隈研吾建築都市 設計事務所  株式会社 三菱地所設計  | 
| 施工 | 清水建設 株式会社 | 
| 部位 | 低層部外装(GRC):柱・貫・組物・破風板 約2,100m2(晴海通り1,115pcs、木挽き通り887pcs)  内装(GRG):劇場天井  | 
| 素材 | GRC(耐アルカリ性ガラス繊維補強セメント板)  GRG(ガラス繊維補強石膏板)  | 
| 仕上げ | GRC:けい酸塩系コーティング剤 | 
| ポイント | 設計者から与えられた命題は「耐震性能を高めつつ、木造建築のディティールに徹底的にこだわる」というものだった。 GRC(耐アルアリ性ガラス繊維補強セメント板)の特徴である意匠再現性・軽量性・不燃性・施工性を総合的に評価していただき採用に至った。 図面だけでの表現が難しい部位においては、第四期歌舞伎座を取り壊す前に、ゴム型による型取りを行った。木造のシャープさを鮮明に出すために、棟梁の手により原型に修正を加え、本来木造が持つディティールが再現されるよう工夫している。 劇場の天井パネルは、軽量性と、耐震設計の観点より、GRG(ガラス繊維補強石膏板)が採用された。 |