職種紹介

設計

お客様の求める意匠性や機能を
図面化し、具体化していく部署。

設計部では、受注をした案件を営業チームから引き継ぎ、実際に建築するための図面へと仕上げる仕事を行います。具体的には、営業チームが受注した内容を元に、設計者やデザイナーと改めて内容を確認するとともに、強度や意匠性、コストなど、性能や製造上の要件を満足させながら、より魅力的な意匠になるよう、各種の検討を行います。
営業チームが、素材や技術の提案をし、基本的な仕様に落とし込んだものを、実際の施工を行うために必要な情報を加えて具体化していく作業ですね。

例えば、納まり図や製作図、鉄骨対応図など、実際に取り付け・組み立てを行うためのあらゆる情報を、お客様や設計者、協力会社と協議して、図面に落とし込んでいきます。ファサードですので、強度や経年時の信頼性、躯体に取り付けるための機能、予算があるので効率的に量産するための要件も折り込まなければなりません。
図面が出来上がったら、納まりの検証を行うために3D図を作成。最後にモックアップで最終的な確認を行います。
これらを全てクリアして、ようやく実施工に携わる工務部へバトンを渡せるわけです。
ここまでが設計部の役割の大部分。もちろん、建物の完成まで施工チームのフォローも行います。

周囲と十分なコミュニケーションをはかり、
的確にニーズを把握して設計に反映させることが重要。

基本的に一つの現場に対して設計者は1人。社内や作図外注など協力者はもちろんいますが、お客様との打ち合わせをはじめとする、メインの作業は大きな案件でも1人で行います。
設計だからといって、図面を描くことだけに集中するのではなく、お客様とのやり取りも重要な仕事。お客様のイメージに近づけ、最終的なOKをもらうまでは、何度も何度もダメ出しをもらうこともあります。そこでヘコむことなく、前向きにポジティブに向き合う意欲があるといいですね。また、要望に対して、どの材料をどう使うかというプロデュース能力、相手に理解してもらうためのコミュニケーション力も大事なポイントです。

その他、必要になるのは、構造計算力、工事知識、製作方法知識、空間把握力、コスト把握力など。現場を担当できるようになるのは入社して5年程度の経験と勉強が必要だと思います。

私たち設計部の役割は、お客様にとって、会社にとって最適な接点を導き出すこと。難易度の高い仕事ですが、その分やりがいや達成感もひとしおです。
また、自分の携わった建物によって人々が喜んでいる様子や、実際に使われている様子を肌で感じることができると、モチベーションが上がりますね。

AGBで扱うファサードは見た目が華やかなものが多く、完成後の感動も大きいと思います。その華やかさの陰には苦労もありますが、それらをひっくるめて、自分が設計した建物を見たときの満足感、充実感はやった人間しかわからない。それをぜひ一緒に体験できたらいいと思います。

もし自分の手で形に残るものを造りたいと考えているのであれば、ぜひ一度当社の説明会にいらしてください。