The Shinkumi Federation Bank building,2019

グリッドを際立たせながらも、表現は柔らかく

全国信用組合会館

設計
石本建築事務所
施工
戸田建設
作品概要
特大サイズのタイルを使用した、洗練されながらも暖かみを感じさせるファサード。グリッド(方眼)の美しさを際立たせるために、グリッドを構成する柱・梁を細くし、かつ「人や企業を繋ぐ」という企業姿勢を表現する柔らかな仕上げによる表現を目指した。仕上げとして候補にあがった材料はタイル。焼き物で出来た薄板で、様々な色彩、質感を表現できる高い意匠性をもつ一方、薄く大きくする程割れやすくなるという弱点を克服するため、GRC一体型の大型パネルを開発した。
ポイント
目地を最小限にするためにタイルを大きく、ラインを際立たせるためにタイルと下地を薄く、外装材として利用しても安全であるという確かな根拠を持たせるという複合的な要件に対してチャレンジした。大型タイルをGRCに打込んだ一体型の仕上げとし、イタリア・ギガチェラ社の厚さ12.5㎜の軽量タイルを選定。大型タイルを外装として成立させるために、打設時のクリップとGRCの引き抜き試験など、あらゆる角度からの検証を行った。
ポイント
従来用いられたタイルは600mm×600mmが主流であったが、開発した大型タイルは620mm×2,500mmの大きさに及ぶ。

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